
16日、大和証券グループ本社の3本立て債(A+:R&I/JCR、総額1040億円、ブックランナー:大和)が条件決定した。以下は案件レビュー。
| 回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
|---|---|---|---|---|---|
| 45 | 3 | 200 | 2028/5/22 | 1.288 | 49 |
| 46 | 5 | 200 | 2030/5/22 | 1.594 | 59 |
| 47 | 3 | 640 | 2028/6/2 | 1.288 | 49.0# |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
3年・5年ホールセール債に、個人向け3年債を加えた3本立て。ホールセール債は売買参考統計値プラスアルファのガイダンスが投資家の検討を喚起した。そのガイダンスレンジからタイトな水準に着地したうえで、3年債で約5.4倍、5年債で約4.8倍と、総需要2000億円超の人気案件となった。
よく読まれている記事
2025年5月8日 大和証券G本社、リテール債を準備
2024年12月23日 大和Gと大和証券(A+)を安定的からポジティブに(JCR)
2024年11月29日 大和証券G2本立てAT1債:メガと遜色なく、NC10はプラス10bp
2025年3月6日 東急債:“両足”ダブルA後初、10年・20年で西の名門に続く
2025年2月21日 パナソニックHD債:ボラ高いなかで550億円、11月+1~2bp