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新関空2本立て債:JRマイナス1bpが“空港債”

1日、新関西国際空港の2本立てソーシャルボンド(AA:R&I/AA+:JCR/A1:ムーディーズ、総額200億円、主幹事:みずほ/大和/SMBC日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ
36 20 110 43/12/18 1.695 24 22
37 30 90 53/12/19 1.991 28.5 28

発行額:億円/表面利率:%/対国債・カーブ:+bp

20年・30年債の2本を選び、JR東日本債の内側の水準を探り、マイナス1bpに着地した。新関空の登場は昨年12月の3本立て債(2年・20年・30年)以来1年ぶり。10月10日に「12月に超長期年限を中心に総額200億円程度」という内容でアナウンスし、11月20日のサウンディングで運営に入った。

伊丹空港に駐機する日航機(2023年2月28日)
伊丹空港に駐機する日航機(2023年2月28日)

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