6日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の2本立て永久劣後債(A-:R&I/JCR、総額1430億円、ブックランナー:三菱UFJMS)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 表面利率 | 対カーブ |
---|---|---|---|---|
劣後19 | 永久NC5.25 | 720 | 1.963 | 161 |
劣後20 | 永久NC10.25 | 710 | 2.447 | 162 |
発行額:億円/表面利率:%/対カーブ:+bp
MUFGの今年度のAT1債は5月以来2回目。前回債は2本で3300億円を調達していたことから、今回債は「金額を追求せず、適切なプライスを探ることが目的だった」(三菱UFJMS)という。その結果、NC5.25債が国債カーブ+161bp、NC10.25債が+162bpに決まり、先行の三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)債からどちらも3bpタイトな水準で総額1430億円のディールとなった。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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