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商船三井債:海運初の1000億円超

商船三井の広告(2024年10月22日、伊丹空港)

29日、商船三井の2本立て債(A+:JCR、総額1150億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 主幹事
30 3 700 2028/9/4 1.454 49 みずほ/野村/大和/日興
31 5 450 2030/9/4 1.736 58 野村/みずほ/大和/日興

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

3年債の700億円を軸に総額1150億円のディールに仕上げ、国内の海運セクターとして初となる1000億円超の大型案件を実現した。業績の浮き沈みが激しい業界ではあるものの、積極的なIRと発行額に見合った水準の設定で投資家の買いを惹きつけた。1月の5年債に続く登場だが、3年債は2012年7月以来13年1ヵ月ぶり。

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