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北海道電5年GB:29年ぶりのドル債、泊3号機再稼働に向けた調達

27日、北海道電力のドル建て5年グリーンボンド(GB)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 5年
発行額 5億ドル
表面利率 4.587%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 米国債+83bp
償還日 2030年9月4日
格付け BBB+(S&P)
ブックランナー みずほセキュリティーズ・アジア/大和証券キャピタル・マーケッツヨーロッパ/モルガン・スタンレー・インターナショナル/英国SMBC日興キャピタル・マーケット

北海道電力本店(2023年10月30日、札幌市中央区)

ドル債市場への登場は1996年以来29年ぶりであり、実質的なデビュー債と言える。発行体は、泊原子力発電所3号機の2027年の再稼働を目指しており、この安全対策に関連する設備投資資金などを調達するために起債した。夏休み明けで投資家の買いニーズが強いところに、電力会社によるGBであることと、「泊3号機の再稼働後にキャッシュフローが改善する見通しであることに加え、北海道内の半導体工場やデータセンターでの需要増による収益拡大への期待」(みずほ)で取り組まれ、イニシャルプライスソーツ(IPT)から37bpタイトな米国債+83bpで55億ドルの買いを取り込んだ。

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