6日、大阪市の30年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 20
年限 30年
発行額 100億円
表面利率 3.114%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+10bp/カーブ+10bp
参照国債回号 87
参照国債償還日 2055年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2055年6月18日
格付け A1(ムーディーズ)/A+(S&P)
主幹事 大和/ゴールドマン・サックス/野村

大阪市は、2015年度から毎年度30年債を起債しており、今回で11年連続。超長期ゾーンの金利はボラティリティが特に高いものの、同年限の地方債の購入を望む層の需要を捉え、先行銘柄並みの国債カーブ+10bpで発行額の100億円を十分に超過する180億円程度のオーダーを獲得した。5年・10年債との3本立てで登場している。
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