4日の地方債市場では、3銘柄の20年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
発行体 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 対カーブ | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
群馬県 | 20 | 100 | 45/6/20 | 2.457% | +4.5bp | +3bp | 大和/三菱/みずほ/野村 |
愛知県 | 20 | 100 | 45/6/20 | 2.457% | +4.5bp | +3bp | 野村/みずほ/東海東京 |
兵庫県 | 20 | 100 | 45/6/20 | 2.457% | +4.5bp | +3bp | 大和/日興/みずほ |
※発行額:億円

群馬県と愛知県、兵庫県の3団体が今月第1弾の20年物地方債を起債し、いずれも国債カーブ+3bpでマーケティングを行い、昨年5月から続くスプレッドに仕上がった。群馬県債が105億円、兵庫県債が104億円と、各100億円の発行額を何とか超過する需要を獲得。愛知県債には120億円超の札が積み上がり、アロケーションを受けられない先も存在したとはいうものの、この年限全体については「今後もハラハラする展開が続く」との声が聞かれた。
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