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6月の20年地方債:愛知県120億円超、群馬県・兵庫県100億円超

4日の地方債市場では、3銘柄の20年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

発行体 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ 主幹事
群馬県 20 100 45/6/20 2.457% +4.5bp +3bp 大和/三菱/みずほ/野村
愛知県 20 100 45/6/20 2.457% +4.5bp +3bp 野村/みずほ/東海東京
兵庫県 20 100 45/6/20 2.457% +4.5bp +3bp 大和/日興/みずほ

※発行額:億円

兵庫県庁(2022年10月26日、神戸市中央区)

群馬県と愛知県、兵庫県の3団体が今月第1弾の20年物地方債を起債し、いずれも国債カーブ+3bpでマーケティングを行い、昨年5月から続くスプレッドに仕上がった。群馬県債が105億円、兵庫県債が104億円と、各100億円の発行額を何とか超過する需要を獲得。愛知県債には120億円超の札が積み上がり、アロケーションを受けられない先も存在したとはいうものの、この年限全体については「今後もハラハラする展開が続く」との声が聞かれた。

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