23日、日本ナレッジが東証グロースに上場した。初値は付かず、公開価格の1500円の2.3倍の3450円の買い気配で引けた。受託開発やパッケージのソフトウェアに関する品質テストを行う検証事業と、大手ベンダー向け統合基幹業務システム(ERP)を受託する開発事業の2本を主力とする。売上比率は6対4。大塚商会向けの売り上げが3割近い。藤井洋一社長が東京証券取引所で上場会見を行った。

―上場の目的は何か
当社は古い会社だが、認知度がなかなか上がらず人材が集めにくかった。上場の1番の目的は、社会的信用を得て優秀な人材を確保する、この1点だ。
―対話型AIのChatGPTがブームになっているが、あの技術は事業にどのような影響があり得るか
ChatGPTで、プログラミングはかなり可能になってくると思う。簡単なプログラミングはノーコードやローコードで(実現でき)、まして、今は小学校からITの勉強をさせているので、数年後には、簡単なものはみんな自分でできるようになるのではないか。当社は、より高度なテストシステム開発と、より高度な品質の実現、そこに技術者を持っていこうと思う。(人員を)かける数はあまり考えておらず、専門知識の高い会社になっていきたい。
―今後の業績予想について
現在公表している(2023年3月期の)売上高は34億5000万円、営業利益で1億8000万円だが、売り上げと利益がともに若干上振れすると予想している。
―株主還元の方向性は
現在も配当性向20%で実行しているので、それを継続していきたい。
[キャピタルアイ・ニュース 鈴木 洋平]
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