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4日の5年地方債:先月並みで環境悪化に耐える

埼玉県庁(2021年11月1日、さいたま市)

4日の地方債市場では、5銘柄の5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

発行体名 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ 決定時 方式
埼玉県 5 150 2031/3/25 1.685 9 9 主幹事
静岡県 5 100 2030/12/20 1.669 9 9 前日大引 交渉
静岡市 5 40 2031/3/20 1.685 9 9 主幹事
京都市 5 100 2031/3/20 1.685 9 9 主幹事
福岡市 5 50 2031/3/13 1.685 9 9 主幹事

発行額:億円/表面利率:%/対国債・カーブ:+bp

京都市役所(2022年10月25日、京都市中京区)

主幹事方式の4銘柄が並走し、国債カーブ+9bpに決まった。このスプレッドは3ヵ月連続。セカンダリーでの需給軟化や中東情勢の悪化で難しい起債環境となったものの、絶対値妙味の高まりへの好感と、年度末に向けた予算消化のニーズが下支えとなり、いずれも問題なく消化された。埼玉県債は100億円程度から150億円、京都市債は70億円から100億円に増額した。

5年物地方債は、昨年12月にそれまでの国債カーブ+10bpから+9bpに1bp前進し、1~2月債も踏襲。年明けまで良好な環境が続いていたが、1月中旬に衆議院の解散に関する観測報道が出ると、2月債に向けて投資家の警戒感が急速に強まった。

福岡市営地下鉄七隈線(2023年12月26日、博多駅)

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