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住友ゴム債:日程後ろ倒し、ガイダンス修正でグリップ強く

16日、住友ゴム工業の2本立て債(A+:JCR、総額200億円、主幹事:大和/野村/日興/三菱/みずほ)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
27 5 150 2030/4/22 1.260 40
28 10 50 2035/4/20 2.024 70

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

元々は11日の起債を予定していたが、米国のトランプ政権による相互関税の発表で相場が急変したことに対応し、日程を後ろ倒したうえでマーケットの落ち着きを待ちつつ、ガイダンスを上方修正して需要を喚起した。両年限ともマーケティングレンジの下限に着地し、5年債の150億円を軸に総額200億円のディールに仕上げた。社債市場への登場は2017年6月以来7年10ヵ月ぶり。

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