6日、KPPグループホールディングスの5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 2
年限 5年
発行額 100億円
表面利率 1.167%
ローンチ・スプレッド 国債+80bp
参照国債回号 354
参照国債償還日 2029年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年3月12日
格付け A-(JCR)
ブックランナー みずほ
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー/SMBC日興
昨年3月のデビュー債(5年、100億円、1.120%、主幹事:みずほ/三菱/日興)以来1年ぶり。国債+80bpの買い目線に沿って運営し、大台に着地して240億円ほどの需要となった。絶対値プライシングだった初回債の逆算スプレッドである+90.1bpから10.1bpのタイト化を実現した。調達資金の一部は、豪州子会社の買収先の株式取得費用に充当する。
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