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東北電債:10年が前回マイナス3bp、7年は+47bpで

4日、東北電力の2本立て債(A+:R&I/AA:JCR、総額300億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 主幹事
576 10 200 35/7/25 2.057% +60bp みずほ/野村/日興/三菱/東海東京
577 7 100 32/6/25 1.619% +47bp 野村/大和/みずほ

※発行額:億円

東北電力グリーンプラザ(2025年5月26日、宮城県仙台市)

昨年10月以来の7年債と5月16日に続く10年債の組み合わせで、後者はトランジションボンド。10年債は、およそ2ヵ月前のスプレッドが国債+63bpだったところで、セカンダリーでのタイトニングを考慮したレンジでのマーケティングとなり、前回マイナス3bpの+60bpに落ち着いた。7年債は、近い年限の電力債の実績を参考とし、+47bpで145億円の買いを取り込んだ。

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