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中央日土地G5年GB:スプレッドで会話、170億円に増額

コプロ・ホールディングスの連結子会社であるコプロ・エンジニアードの東京支店が入居するKYOBASHI EDOGRAND(東京・京橋 2017/01/31 撮影 kikuchi)
KYOBASHI EDOGRAND(東京・京橋 2017/01/31 撮影 kikuchi)

8日、中央日本土地建物グループの5年グリーンボンド(GB)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 7
年限 5年
発行額 170億円
表面利率 0.909%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+70bp
参照国債回号 351
参照国債償還日 2028年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2028年8月15日
格付け A-(JCR)
ブックランナー みずほ
主幹事 野村
SDGs債種別 グリーンボンド
ストラクチャリング・エージェント みずほ証券
第三者評価機関 JCR

7月末の日本銀行金融政策決定会合でイールドカーブ・コントロール政策が柔軟化され、金利が上昇して変動性も高まったことを受けてスプレッドプライシングを採用し、国債+70bpに着地した。100億円程度から170億円に増額し、その1.6倍ほどの最終需要を獲得した。中央日土地Gの登場は2月10日のサステナビリティ・リンク・ボンド(5年、180億円、1.00%、国債+80.1bp〈C-EYE算出〉、主幹事:みずほ/野村)以来で、GBは2021年9月に続いて2回目。発行体のESG債としては3回目となる。

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