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メキシコ債:格付け崖っぷちの最大サムライ

メキシコ大使館(2018年10月27日、東京・永田町)

28日、メキシコ合衆国の4本立てSDGs債(A-:JCR/Baa3:ムーディーズ/BBB-:フィッチ、総額2828億円、ブックランナー:大和/三菱/みずほ/野村/日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対MS
11 3.5 1773 2030/3/4 3.16 115
12 5 872 2031/9/4 3.61 140
13 10 12 2036/9/4 4.46 170
14 20 171 2046/9/4 5.49 210

発行額:億円/表面利率:%/対MS:+bp

3.5年債の1773億円を軸に総額2828億円のディールとなり、今年2月のポーランド共和国債(2116億円)を上回った。ローンチベースでは、シティグループによる2008年9月の個人向け債(3150億円)がサムライフォーマットとして最大だが、同債はリーマン・ショックの影響を受けて発行を中止した。このため、メキシコ債の払い込みが実現すれば史上最大となる。5月にムーディーズから格付けをBaa2からBaa3に引き下げられたが、IRと厚みのあるスプレッドで需要を喚起した。円債市場への登場は2024年8月以来2年ぶりで、全ての年限をSDGs債としている。

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