
15日のクレジット市場は、不祥事が相次いでいる中部電力の既発債のスプレッドが弱含んでいるとの指摘があった。
債券相場で先物(12月限)は前日比34銭安の124円82銭で取引を終了。日銀による追加利上げへの意識のほか、15~16日の連邦公開市場委員会(FOMC)を前にした米金利の上昇が売り材料となり、反落した。日中に行われた20年国債の入札結果が無難との見方は影響しなかった。新発10年物国債の利回りは同4.5bp高い3.030%と、1996年9月以来30年ぶりの水準を付けている。

中部電は、浜岡原子力発電所(静岡県)3・4号機のデータ不正に加え、1・2号機の廃炉作業に関わる不正が明らかになり、林欣吾社長と勝野哲会長が辞任することを14日に発表した。同原発の再稼働審査申請を取り下げることも発表しており、これで再稼働が遠のく。
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