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日産自動車

10日、日産自動車の5本立て外債(Ba2:ムーディーズ/BB:S&P/フィッチ、計30億ドル/13億ユーロ:グローバル・コーディネーター:MS/みずほ)が条件決定した。以下は案件レビュー。 年限 発行額 償還日 …

日産自動車がドル債とユーロ建て債を準備中。今週後半の条件決定に向けて、投資家コールを今日開始した。年限は、ドル債が5年・7年・10年、ユーロ建て債が4年・8年。5トランシェ合わせた総額は40億ドルに上る見込み。

ムーディーズは6日、日産自動車のコーポレート・ファミリー・レーティング/シニア無担保債務格付けをBa1からBa2に引き下げた。見通しはネガティブ。

R&Iは25日、日産自動車と日産フィナンシャルサービスの発行体格付け(いずれもA-)の方向性を安定的からネガティブに変更した。

S&Pは7日、日産自動車とその海外子会社の長期格付けをBB+からBBに引き下げた。アウトルックはネガティブ。短期格付けはBに据え置いている。

フィッチは26日、日産自動車の外貨建て・円建て長期発行体デフォルト格付け(IDR)/無担保債務一般債務格付けをBBB-からBB+に引き下げた。アウトルックは弱含み。外貨建て・円建て短期IDRもF3からBに格下げした。

JCRは18日、日産自動車と日産フィナンシャルサービスの長期発行体格付けをAからA-に引き下げ、クレジット・モニター(ネガティブ)を解除した。見通しは安定的。

R&Iは14日、日産自動車と日産フィナンシャルサービスの発行体格付けをA(ネガティブ)からA-(安定的)に引き下げた。債券・発行登録予備格付けもAからA-に格下げ。

18日のクレジット市場は、経営統合に向けて協議に入ることが明らかになったホンダと日産自動車の既発債に動きがあり、前者がワイドニング、後者はタイトニングした。 ホンダと日産の経営統合は、持ち株会社を設立し両社が傘下に入ると…

ムーディーズは28日、日産自動車の発行体・シニア無担保債務格付け(Baa3)の見通しを安定的からネガティブに変更した。