株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

この記事は有料記事です

セブン&アイHD債:買収・撤回後初、新たな目線で1100億円

23日、セブン&アイ・ホールディングスの3本立て債(AA-:R&I/AA:JCR、総額1100億円、主幹事:野村/日興/三菱/みずほ)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
20 3 400 2029/10/29 2.435 47
21 5 500 2031/10/29 2.848 62
22 10 200 2036/10/29 3.568 73

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

イトーヨーカドーの7&iロゴ(2023年10月22日、埼玉・和光市)

2023年10月以来3年ぶりの登場。この間にカナダのアリマンタシォン・クシュタール(ACT)による買収提案とその撤回があり、既発債のスプレッドは大きく変動した。第17回債(2028年11月償還)の売買参考統計値は、2024年7~8月に国債カーブ+20bp台後半~30bp前後だったものが、撤回が発表された2025年7月16日に+52.2bpにワイドニングした。「前回債のあとに売買参考統計値を含めて水準が動き、足元でも10月の案件のスプレッド調整が進むなか、参考にできる銘柄がない状況」(野村)での起債だった。3年債は国債+47bp、5年債は+62bp、10年債は+73bpに着地し、総額1100億円のディールとなった。最終需要倍率はそれぞれ約1.6倍、約1.3倍、約1.9倍だった。

この記事は有料記事です。全文をお読みいただくには、
法人向けサービス(有料)へのお申し込みが必要です。