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12日の10年地方債:取り残されるプレマ方式

青梅駅(2021/05/23、撮影Kikuchi)

12日の地方債市場では2銘柄の10年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

発行体 回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ 決定時 方式
東京都 876 10 200 36/03/19 2.823 17 17 交渉
愛知県 8年度5 10 120 36/06/26 2.868 21.5 18 前日大引 交渉

発行額:億円/表面利率:%/対国債・カーブ:+bp

交渉(プレマーケティング)方式の銘柄は、金利のボラティリティを受けて様子見姿勢の投資家が多いなか、まとまった額を確保しにくいため、好調な主幹事方式とは対象的に売れ行きが芳しくない。3日以降の先行銘柄と同様に、プレマ方式の今日の2銘柄も予約が緩慢で、都債では今日時点で完売に至っていない引受業者が存在し、愛知県債も同様の状況とみられる。日銀会合(15~16日)直前というタイミングもネガティブだった。

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