19日、東京都の10年公募公債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 878
決定方式 主幹事方式
年限 10年
発行額 800億円
表面利率 3.087%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+19bp/国債カーブ+19bp
参照国債回号 383
参照国債償還日 2036年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2036年6月20日
格付け A+(S&P)
主幹事 野村/大和/三菱UFJモルガン・スタンレー/しんきん

10年債は東京都にとって主軸の年限で毎月発行しているが、今回は主幹事方式。10年債の同方式での起債は2009年6月に始めたが、年に1度としたのは2024年度からで、昨年度も8月債は同方式だった。10年地方債の需給が引き続き芳しくないところで、9~10月での利上げ確率が高まったことによる金利の急上昇があり、起債環境は良好とは言えなかった。そうしたなか、供給量が少ないタイミングの登場で、POT方式によって効率的にロットの札を集め、主幹事方式の地方債として過去最大の800億円の起債に成功した。
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