
30日のクレジット市場は、国際協力機構(JICA)の2年物リテール債について、ベース金利の状況から0.7%台のクーポンが予想されるため、順調に販売されるとの見方が示された。
債券相場で先物(3月限)は前日比14銭安の141円1銭で取引を終了。29日終了の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げが見送られ、政策金利の据え置きが長くなるとの予想に加え、国内での追加利上げ観測が根強いことから債券売りとなり、続落した。新発10年物国債の利回りは同2bp高い1.210%。一時は27日以来の1.215%を付けた。
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