北海道電力が自身初となるトランジションボンドを準備している。調達資金は、「ほくでんグループ経営ビジョン2030」と2050年の北海道における「エネルギー全体のカーボンニュートラル」を実現するための取り組みに充当する。具体的には、既設原子力発電所の再稼働や運転継続に必要な安全対策に関するプロジェクト(原子力発電所の新規制基準適合に向けた安全性向上の取り組みなど)、再生可能エネルギーの導入拡大に向けた送配電網の整備・強化(地域間連系線を含む)に関するプロジェクトへの新規投資・リファイナンスに充てる。
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