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ソフトバンク第2回社債型種類株式<94346 >:配当アップも資本性重視

ソフトバンクの第2回社債型種類株式の払い込みが3日に完了した。4日に東証プライムに上場する。以下は案件レビュー。

コード 94346
公募総数 2000万株
公募総額 2000億円
発行価格 8000円
配当年率 3.2%(仮条件3.2~3.5%)
決議日 8月30日
上場日 10月4日
ブックランナー 野村/大和/みずほ/SMBC日興/SBI

ソフトバンク(2021年6月23日、東京・町田市)

社債型種類株式の第3弾で、ソフトバンクは昨年11月に続いて2回目。ストラクチャーはこれまで通り、議決権と普通株式への転換権がなく、配当率が5年後にステップアップする。会計上は調達額の全額、国内格付け会社からは50%が自己資本として認定されている。手取金は前回と同様に、通信・IT技術の高度化のほか、次世代社会インフラや生成AIの関連投資に充てる。

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