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6日の地方債:希少な秋田と茨城が登場、10年定償は兵庫が引き継ぐ

秋田県庁

6日の地方債市場では3銘柄の10年満期一括償還債と兵庫県10年定時償還債、4銘柄の5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

発行体 年限 発行額(億円) 償還日 表面利率 対国債 対カーブ 決定時 方式
北海道 10 200 35/06/29 1.666 21 18 前日大引 交渉
秋田県 10 100 35/03/20 1.627 18 18 主幹事
茨城県 10 100 35/06/29 1.657 21 18 主幹事
兵庫県(定償) 10 150 35/06/20 1.435 40 主幹事
宮城県 5 100 30/06/27 1.179 17 17 前日大引 交渉
長崎県 5 100 30/06/25 1.179 17 17 前日大引 交渉
広島市 5 100 30/06/25 1.179 17 17 前日大引 交渉
福岡市 5 50 30/06/27 1.179 17 17 前日大引 交渉

発行額:億円/表面利率:%/対国債・カーブ:+bp

牛久阿弥陀大佛(茨城県牛久市、いばらきフォトダウンロード)

10年満括債と5年債は4日の第1陣が決めた国債カーブ+18bpと+17bpを踏襲した。5月の大型連休明けに需給が大幅に改善したことを受けて、両年限ともに5月債からタイト化したうえ人気化しており、今日の案件も順調だった。兵庫県の10年定償債は、5月の長崎県債に続いて国債+40bpに決まり、長崎県債の100億円を超える150億円の起債を実現した。

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