株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

この記事は有料記事です

三井物産20年債:民鉄と電力の間

11日、三井物産の20年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 80
年限 20年
発行額 193億円
表面利率 2.595%
ローンチ・スプレッド 国債+33bp
参照国債回号 191
参照国債償還日 2044年12月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2045年3月17日
格付け AA(R&I)
ブックランナー 大和
主幹事 野村/三菱UFJモルガン・スタンレー

三井物産本店(2020年12月17日、東京・大手町)

ネームの希少性やダブルA格というクレジットの高さが訴求した。先行した民鉄債と電力債の中間である国債+33bpに決まり、金利のボラティリティが高いなかでも193億円の需要を獲得した。三井物産の円建て債は、2023年7月の20年債以来1年8ヵ月ぶり。

この記事は有料記事です。全文をお読みいただくには、
法人向けサービス(有料)へのお申し込みが必要です。

関連記事