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首都高速5年ソーシャル債:1本値で596.5億円取り込む

6日、首都高速道路の5年ソーシャルボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 35
年限 5年
発行額 350億円
表面利率 1.108%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+18bp/カーブ+18bp
参照国債回号 357
参照国債償還日 2029年12月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年12月20日
格付け AA+(R&I)/AAA(JCR)/A1(ムーディーズ)
ブックランナー みずほ
主幹事 大和/SMBC日興
第三者評価機関 R&I

首都高速浜崎橋ジャンクション(2018年6月14日)

先行銘柄の実績である国債カーブ+18bpに目線が集まっていたことを踏まえ、この1本値でマーケティングを行い、350億円の発行額に対して596億5000万円のオーダーを取り込んだ。今月の5年物は、地方債が前月比1bpタイトな+9bpとなり、財投機関債は先行銘柄対比2bp低い+9bpで明日登場する方向であるものの、道路会社債はスプレッドを維持している。首都高速は5年債の発行を続けており、登場は昨年10月以来で今年度2回目となる。

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