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オムロン債:会合前に400億円でデビュー、年限間格差に評価

オムロン東京事業所(2024年2月24日、東京・港区)

22日、オムロンの2本立て債(AA-:R&I:総額400億円、主幹事:野村/三菱/日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
1 3 200 2028/1/28 0.940 24
2 5 200 2030/1/28 1.096 25

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

ファクトリーオートメーション(FA)用制御機器の大手による社債市場へのデビュー案件。運営中にトランプ米大統領の就任式があり、条件決定直後には日銀会合(23~24日)が予定されているが、3年債で約2倍、5年債で約1.8倍の需要を獲得し、総額400億円を問題なく消化した。「知名度の高さやネームの良さが抜群で、投資家は購入枠の設定に意欲的だった。発行体が本社を置く京都からの出動も見られた」(野村)。

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