
22日、オムロンの2本立て債(AA-:R&I:総額400億円、主幹事:野村/三菱/日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 200 | 2028/1/28 | 0.940 | 24 |
2 | 5 | 200 | 2030/1/28 | 1.096 | 25 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
ファクトリーオートメーション(FA)用制御機器の大手による社債市場へのデビュー案件。運営中にトランプ米大統領の就任式があり、条件決定直後には日銀会合(23~24日)が予定されているが、3年債で約2倍、5年債で約1.8倍の需要を獲得し、総額400億円を問題なく消化した。「知名度の高さやネームの良さが抜群で、投資家は購入枠の設定に意欲的だった。発行体が本社を置く京都からの出動も見られた」(野村)。
よく読まれている記事
2022年11月22日 上場会見:ティムス<4891>の若林社長、パイプラインに拡大余地
2025年1月8日 上場会見:アルピコHD<297A>、流通・運輸・観光の循環@信州
2024年4月2日 上場会見:マテリアルグループ<156A>の青﨑CEO、情報発信戦略を設計
2025年6月19日 アズーム<3496>:駐車場サブリース、システム開発で加速
2025年3月7日 三井倉庫HD債:5年ぶりの希少性とラベル付き