株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

この記事は有料記事です

日本ハム2本立て債:5年はトヨタF+1bp、10年に5倍の札

17日、日本ハムの2本立て債(A+:R&I/JCR、総額200億円、主幹事:SMBC日興/野村/みずほ/大和)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
16 5 100 30/01/18 1.061 23
17 10 100 35/01/19 1.561 38

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

日本ハムグループ広告(2024年5月21日、羽田空港)

ネームとセクターの希少性から人気化し、各100億円の発行額に対して5年債が約1.7倍、10年債が約5倍の需要となった。日ハムの登場は2022年10月以来で、昨年2月にR&Iが1ノッチ格上げしてからは初めて。食料品セクターの社債は今年初で、昨年4月以降で見ても少なく、不二製油グループ本社と森永乳業、味の素、日清食品ホールディングス、アサヒグループホールディングス、プレミアムウォーターホールディングスに続く案件だった。昨年12月20日にアナウンスし、1月9日にサウンディングに入った。発行額は当初から各100億円としていた。

この記事は有料記事です。全文をお読みいただくには、
法人向けサービス(有料)へのお申し込みが必要です。