株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

この記事は有料記事です

四国電力7年債:投資機会で2.3倍

17日、四国電力の7年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 332
年限 7年
発行額 100億円
表面利率 1.245%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+33bp
参照国債回号 365
参照国債償還日 2031年12月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2032年1月23日
格付け A+(R&I)
ブックランナー みずほ
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー/大和/SMBC日興/野村

四国電力(2022年6月13日、香川県丸亀市)

四国電は毎年6、12月にリテール債を発行しているものの、ホールセールは2023年9月以来。この希少性と、100億円という比較的限定的な発行額、一般担保付電力債の供給が今年度で終わることから投資機会優先の札が入って人気化し、約2.3倍の最終需要となった。昨年12月26日に起債をアナウンスし、1月6日のサウンディングで運営に入った。発行額は最初から100億円。

この記事は有料記事です。全文をお読みいただくには、
法人向けサービス(有料)へのお申し込みが必要です。