17日、JA三井リース(JAML)の2本立て債(A+:R&I/JCR、総額400億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
32 | 3 | 200 | 28/01/21 | 1.030 | 33 |
33 | 5 | 200 | 30/01/23 | 1.181 | 35 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

JAMLの登場は昨年8月の5年債以来で、12月にR&Iが1ノッチ格上げしてからは初めての起債。格上げ後の水準を探り、5年債が国債+35bp、3年債が+33bpに落ち着いた。5年債は前回債と同じくサステナビリティ・リンク・ボンド(SLB)として起債した。1月8日に各100億円程度で起債をアナウンスしてサウンディングを始めた。トランスペアレンシー方式で運営し、両年限でアカウントXと自己ブックはなかった。
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