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JR東日本債:10年2bp・20年1bp前進

10日、JR東日本の2本立て債(AA+:R&I、総額250億円:主幹事:大和/三菱UFJモルガン・スタンレー)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ
7 10 150 35/01/17 1.395 21 20
201 20 100 45/01/17 2.170 23.5 21

発行額:億円/表面利率:%/対国債・カーブ:+bp

新子安駅~鶴見駅間を走行する京浜東北線(2022年2月26日)

先行したJR銘柄を参考に水準を探り、10年債で2bp、20年債で1bpタイトなプライスに着地した。金利が上昇し、新発債の供給が少なくなっているなか、いずれの年限も利回り妙味と機会優先の札を集めて順調に消化された。10年債はサステナビリティボンドとして起債。JR東日本の登場は昨年7月の10年・20年債以来だった。12月2日にアナウンスし、サウンディングを始めた。トランスペアレンシー方式で運営し、両年限でアカウントXがあり、自己ブックはなかった。

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