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SMFGドル債:利下げ観測後退で変動人気

7日、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の4本立てTLACドル債(SEC登録、A1:ムーディーズ/A-:S&P/フィッチ、総額32億ドル、ブックランナー:日興/GS/シティ/ジェフリーズ)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 発行額 償還日 表面利率 対米国債
5.25 8 2030/4/15 5.240 78
5.25 8 2030/4/15 SOFR+105
7 6 2032/1/15 5.454 88
10 10 2035/1/15 5.632 95

発行額:億ドル/表面利率:%/対米国債:+bp

三井住友銀行(2024年5月19日、東京・杉並区)

5年3ヵ月債が米国債+78bp、10年債が+95bpと、先行の三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)コーラブル債と同じ水準に落ち着いた。10年債の10億ドルを軸に総額32億ドルのディールとなり、5年3ヵ月変動利付債は2018年10月債の8億5000万ドルに次ぐ8億ドルに膨らんだ。ドル債市場への登場は昨年7月以来半年ぶり。

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