6日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の2本立てグローバルドルTLAC債(SEC登録、A1:ムーディーズ/A-:S&P/フィッチ、総額22.5億ドル、アクティブブックランナー:MUFG/MS)が条件決定した。以下は案件レビュー。
年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対米国債 |
---|---|---|---|---|
6NC5 | 11億ドル | 31/1/16 | 5.197% | +78bp |
11NC10 | 11.5億ドル | 36/1/16 | 5.574% | +95bp |
本邦ネームとして今年最短のスケジュールに登場し、総額22億5000万ドルのディールとなった。年初の買いを取り込み、イニシャルプライスソーツ(IPT)から20bp以上タイトな米国債+78bpと+95bpに着地した。MUFGのTLAC債は昨年8月のユーロ建て8NC7債(10億ユーロ、3.556%、MS+110bp、ブックランナー:MS/MUFG)以来4ヵ月ぶりで、ドル建てでは今回と同じ組み合わせで同4月の2本立て債(総額25億ドル、6NC5:5.258%・米国債+82bp/11NC10:5.426%・+100bp、アクティブブックランナー:MUFG/MS)以来8ヵ月ぶり。
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