株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

この記事は有料記事です

ちゅうぎんFG劣後債:中央の目線取り込む

13日、ちゅうぎんフィナンシャルグループの2本立てサステナビリティ劣後債(A:R&I、総額200億円、主幹事:野村/SMBC日興/三菱UFJモルガン・スタンレー)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
劣後1 10NC5 100 34/12/20 1.930 123
劣後2※ 10NC5 100 34/12/26 1.930 123

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
※リテール債

中国銀行(2022年10月26日、神戸市中央区)

岡山県トップの地銀である中国銀行を中核とする金融グループで、2020年10月に中国銀として劣後債を発行したことはあるが、持株会社となってからは初めての社債。サステナ債として起債した。先行した地銀の劣後債を起点に水準を探って国債+123bpに着地し、100億円に対して約1.9倍の需要を獲得した。同時にリテール債を起債しており、ホールセール債の発行条件を適用した。

この記事は有料記事です。全文をお読みいただくには、
法人向けサービス(有料)へのお申し込みが必要です。

関連記事