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名古屋高速債:2年で財投との格差縮まる

名古屋高速東新町入口(名古屋 2017/12/21 撮影 kikuchi)

11日、名古屋高速道路公社の4本立てソーシャルボンド(総額137億円、主幹事:日興/みずほ/野村)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ
182 2 40 2026/12/25 0.693 12 12
183 5 20 2029/12/25 0.854 13 13
184 7 45 2031/12/25 0.937 15 15
185 10 32 2034/12/25 1.187 13 10

発行額:億円/表面利率:%/対国債・対カーブ:+bp

9月の前回と同じ4本立て債だが、前回の3年債に代わって昨年2月以来の7年債を起債した。この年限の45億円を軸に総額137億円のディールに仕上げた。2年債は財投機関債との距離をそれまでの4bpから3bpに縮小した。ソーシャル債に対する投資表明先は新規で21件、累計で155件となっている。「金利がボラタイルに動くなか、多様な年限で選択肢を提示し、需要を捕捉した」(SMBC日興)。

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