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スタンレー電気7年債:年末前で先行+10bp以上、需要は440億円

11日、スタンレー電気の7年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 7
年限 7年
発行額 200億円
表面利率 1.262%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+48bp
参照国債回号 365
参照国債償還日 2031年12月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2031年12月17日
格付け A+(R&I)
ブックランナー 大和
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー/SMBC日興

スタンレー電気本社(2024年4月2日、東京・目黒区)

R&Iで同じシングルAプラスの先行案件をベースに居所を探ったものの、7年ゾーンでの起債が相次いだうえ、年末が近づいていることでスプレッドに対する見方が厳しくなり、ガイダンスの上方修正を経て国債+48bpに着地した。こうした調整が好感され、増額後の200億円に対して440億円ほどのオーダーを獲得している。発行体の起債は、4月の5年債(200億円、0.706%、国債+25bp、主幹事:大和/野村/三菱UFJMS/SMBC日興)に続く今年度2回目。

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