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京阪HD5年債:+35bp挟みで運行、ミュースカイに9bpの上乗せ

6日、京阪ホールディングスの5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 39
年限 5年
発行額 100億円
表面利率 1.059%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+33bp
参照国債回号 357
参照国債償還日 2029年12月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年12月12日
格付け A-(R&I)
ブックランナー 大和
主幹事 SMBC日興/みずほ

丹波橋駅を出発する京阪3000系(2024年5月22日)

9月の5年物グリーンボンド(GB、100億円、0.790%、国債+29bp、主幹事:SMBC日興/野村/大和)に続く社債で、今回はノンラベル案件。先行した格上の民鉄銘柄や格付けが近い事業債の実績をベースに居所を探り、下限寄りの国債+33bpに決まった。当初は+30bp程度~30bp台前半のガイダンスを見せたものの、案件が混み合うなかでスプレッドバイヤーの目線が厳しく、修正を経て+30bp台後半まで入れたレンジでマーケティングを行った結果だった。前回債からは4bpワイドに仕上がっている。

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