
6日、T&Dホールディングスの2本立て債(AA:JCR、総額300億円、主幹事:大和/三菱UFJモルガン・スタンレー/SMBC日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
1※ | 5 | 100 | 29/12/21 | 0.989 | 26.0# |
2 | 5 | 200 | 29/12/12 | 0.989 | 26 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp(#付きはC-EYE算出)
※リテール債
発行体にとって初めてのシニア債。これまでは2018年と2020年に期限付き劣後債を発行した実績がある。太陽生命保険や大同生命保険、T&Dフィナンシャル生命保険などを傘下に持つ持株会社であり、生保の業態でシニア債の供給がないところで周辺の事業債を参考に水準を探った。結果、国債+26bpに着地し、200億円に対して約2.9倍の需要を獲得した。リテール債の発行も予定しており、ホールセール債の発行条件を適用した。
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