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近鉄GHDが初のGB、24年ぶりの新型車両8A系に充当

6日、近鉄グループホールディングスの2本立てグリーンボンド(GB、BBB+:R&I/JCR、総額300億円、主幹事:野村/三菱UFJMS/みずほ/大和)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
127 5 200 29/12/12 1.219% +49bp
128 7 100 31/12/12 1.452% +66bp

※発行額:億円

竹田駅に入線する近鉄8A系車両(2024年10月23日)

7月の2本立て5年債(総額300億円)に続く今年度2回目の起債で、発行体にとって初めてのGB。今回は、前回と同様の5年債と、2017年7月の第101回債(当時BBB:R&I/BBB+:JCR、100億円、国債+38.2bp<CEYE算出>、主幹事:三菱UFJMS/野村)以来およそ7年5ヵ月ぶりの7年債の組み合わせで、総額300億円のディールとなった。5年債が国債+49bpで260億円超、7年債が+66bpで100億円程度のオーダーを取り込んでいる。

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