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大阪府15年GB:絶対値妙味と地元の参加

5日、大阪府の15年グリーンボンド(GB)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 3
決定方式 主幹事方式
年限 15年
発行額 50億円
表面利率 1.632%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+9bp/国債カーブ+9bp
参照国債回号 171
参照国債償還日 2039年12月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2039年12月20日
主幹事 SMBC日興/みずほ
第三者評価機関 JCR

土佐堀川表示(2023年3月1日)

地方自治体の15年公募債は、2022年以降大阪府しか発行していない。この年から大阪府は年に2回供給しており、前回は9月の案件(70億円、国債カーブ+10bp、1.517%、主幹事:みずほ/SMBC日興/大和)だった。前回債の国債カーブ+10bpを起点にマーケティングし、1bpタイトな+9bpに着地している。10月7日に50億円で起債することをアナウンスしたうえサウンディングを開始した。

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