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パナソニックHD債:新方針第1弾、600億円で段差2bp

29日、パナソニックホールディングスの2本立て債(A:R&I、総額600億円、主幹事:SMBC日興/みずほ/大和)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
27 3 400 27/12/10 0.941% +33bp
28 5 200 29/12/10 1.074% +35bp

※発行額:億円

パナソニックリビングショウルーム(2019年11月4日、横浜市神奈川区)

昨年9月の3本立て債(主幹事:野村/SMBC日興/みずほ/大和/三菱UFJMS/GS/BofA)以来およそ1年3ヵ月ぶりの登場。前回は総額2600億円の案件だったが、今回は起債方針を変更し、同600億円と発行体の案件としては抑えめ。ただ、相応の額ゆえにボリュームプレミアムが必要で、3年債が国債+33bp、5年債が+35bpに仕上がり、年限間の段差は2bpとなった。POT方式を採用し、アカウントX・自己ブックは出ていない。

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