27日、旭化成の4本立て債(AA:R&I/JCR、総額1000億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|
26 | 3 | 200 | 2027/12/3 | 0.841 | 22 | 日興/みずほ/大和/三菱 |
27 | 5 | 200 | 2029/12/3 | 0.949 | 22 | みずほ/大和/日興/三菱 |
28 | 7 | 300 | 2031/12/3 | 1.066 | 27 | 大和/みずほ/日興/三菱 |
29 | 10 | 300 | 2034/12/1 | 1.402 | 34 | みずほ/大和/日興/三菱 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
新発債の供給が増え、後続に大型案件が控えているなか、全年限をマーケティングレンジの下限に着地させたうえ、7年・10年債を軸に発行体として過去最大となるの1000億円の起債を実現した。「ネームの良さと、投資家の意見を聞きながら柔軟にレンジワークを行ったことが奏功し、中央・地方にバランス良く販売した」(みずほ)。社債市場への登場は昨年11月以来1年ぶり。
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