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旭化成債:全年限タイトサイド、過去最大の1000億円

旭化成広告(2020年11月24日、日比谷駅)

27日、旭化成の4本立て債(AA:R&I/JCR、総額1000億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 主幹事
26 3 200 2027/12/3 0.841 22 日興/みずほ/大和/三菱
27 5 200 2029/12/3 0.949 22 みずほ/大和/日興/三菱
28 7 300 2031/12/3 1.066 27 大和/みずほ/日興/三菱
29 10 300 2034/12/1 1.402 34 みずほ/大和/日興/三菱

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

新発債の供給が増え、後続に大型案件が控えているなか、全年限をマーケティングレンジの下限に着地させたうえ、7年・10年債を軸に発行体として過去最大となるの1000億円の起債を実現した。「ネームの良さと、投資家の意見を聞きながら柔軟にレンジワークを行ったことが奏功し、中央・地方にバランス良く販売した」(みずほ)。社債市場への登場は昨年11月以来1年ぶり。

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