27日、芙蓉総合リースの2本立て債(A+:R&I/AA-:JCR、総額300億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|
42 | 5 | 200 | 29/12/4 | 1.059% | +33bp | みずほ/日興/三菱 |
43 | 7 | 100 | 31/12/4 | 1.186% | +39bp | みずほ/日興/しんきん/三菱 |
※発行額:億円
9月の35NC5劣後サステナビリティ・リンク・ボンド(SLB、A-:R&I/A:JCR、200億円、1.920%、国債+140bp、主幹事:みずほ/SMBC日興)に続く起債だが、シニア債は4月の5年SLB(300億円、0.831%、+36bp、同:みずほ/SMBC日興/三菱UFJMS)以来7ヵ月ぶり。今回は5年SLBとノンラベル7年債の組み合わせとし、それぞれ200億円、100億円の発行額に対して、+33bpで480億円程度、+39bpで190億円程度のオーダーを取り込んだ。
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