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コスモエネルギーHD2本立て債:修正経て下限着地

22日、コスモエネルギーホールディングスの2本立て債(A-:R&I/JCR、総額150億円、主幹事:みずほ/三菱UFJMS/SMBC日興/野村)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
2 5 100 29/11/28 1.233% +48bp
3 7GB 50 31/11/28 1.425% +60bp

※発行額:億円

コスモ石油サービスステーション(2018年3月24日、東京・世田谷区)

5年債と7年グリーンボンド(GB)の組み合わせで総額150億円の案件。GBは発行体にとって初めてだった。10月までの先行銘柄の実績を参考としたものの、案件が混み合うなかで投資家の目線が引いており、ガイダンスの修正を経てマーケティングレンジを設定。5年債で国債+50bp挟みとし、7年GBでは+60bp台を確保したことで、ともに下限に着地した。トランスペアレンシー方式で運営し、7年GBにアカウントXが存在した一方、自己ブックはいずれの年限でも出ていない。

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