22日、コスモエネルギーホールディングスの2本立て債(A-:R&I/JCR、総額150億円、主幹事:みずほ/三菱UFJMS/SMBC日興/野村)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
2 | 5 | 100 | 29/11/28 | 1.233% | +48bp |
3 | 7GB | 50 | 31/11/28 | 1.425% | +60bp |
※発行額:億円

5年債と7年グリーンボンド(GB)の組み合わせで総額150億円の案件。GBは発行体にとって初めてだった。10月までの先行銘柄の実績を参考としたものの、案件が混み合うなかで投資家の目線が引いており、ガイダンスの修正を経てマーケティングレンジを設定。5年債で国債+50bp挟みとし、7年GBでは+60bp台を確保したことで、ともに下限に着地した。トランスペアレンシー方式で運営し、7年GBにアカウントXが存在した一方、自己ブックはいずれの年限でも出ていない。
よく読まれている記事
2025年5月23日 東京地下鉄2本立て債:上場後初、20年も大幅調整
2025年5月19日 東急が2本立てGBを準備
2025年5月14日 JR貨物が2本立て債を準備
2025年4月28日 東京地下鉄がGBを準備
2025年3月6日 東急債:“両足”ダブルA後初、10年・20年で西の名門に続く