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名鉄5年債:民鉄の強さ、1ノッチ上の値で3倍超

22日、名古屋鉄道の2本立て5年債(A+:JCR、総額200億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 主幹事
72※ 5 100 29/12/05 0.993 24.0# 野村/大和/日興/みずほ/三菱/東海東京
73 5 100 29/11/28 0.993 24 大和/日興/みずほ/三菱/東海東京/野村

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
※リテール債

1ノッチ下相当の京阪ホールディングス債を5bp下回る国債+24bpに着地。民鉄セクターはその事業の安定性によって1ノッチ上相当のプライシングが可能となっており、10月博報堂DYホールディングス債から4bpタイトに仕上がった。発行額の100億円に対して310億円ほどの需要を獲得した。ホールセールで値段を決め、同日のリテール債にも適用した。1894(明治27)年に愛知馬車鉄道として発足してから6月で130周年を迎えており、リテール債の愛称は「めいてつ130さい」とした。名鉄の社債市場への登場は3月以来だった。

豊橋駅に停車する名鉄2200系(2024年7月28日)

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