21日、神戸製鋼所の2本立て債(A:JCR、総額300億円、主幹事:みずほ/SMBC日興/大和)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
72 | 3 | 220 | 27/11/26 | 0.981% | +39bp |
73 | 5 | 80 | 29/11/27 | 1.109% | +39bp |
※発行額:億円

4月の5年・10年債(総額200億円、主幹事:大和/三菱UFJMS/SMBC日興)に続く今年度2回目の起債。今回は3年・5年債の組み合わせとし、3年債を軸に総額300億円のディールに仕上げた。スプレッドは10月の先行銘柄を主な参考とし、いずれの年限も国債+39bpに落ち着いている。トランスペアレンシー方式で運営し、3年・5年債ともにアカウントXが存在し、自己ブックは出ていない。
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