15日の地方債市場では、奈良県と福岡県の20年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
発行体 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 対カーブ | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
奈良県 | 20 | 100 | 44/9/20 | 1.917% | +3bp | +3bp | 三菱/野村/大和 |
福岡県 | 20 | 100 | 44/11/25 | 1.927% | +4bp | +3bp | 三菱/大和/野村 |
※発行額:億円

奈良県にとって昨年9月以来1年2ヵ月ぶり、福岡県にとっては今年度3回目の20年債。一昨日の愛知県20年債(AA+:R&I/A+:S&P、150億円、1.914%、主幹事:SMBC日興/大和/岡三)と同様に国債カーブ+3bpでのマーケティングとなり、ともに100億円を「満たす需要が寄せられた」(三菱UFJMS)。
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