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横浜市10年定償債:年限短期化ニーズ捕捉

大さん橋から望むベイブリッジ(2024年1月8日)

13日、横浜市の10年定時償還債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 6年度/3
年限 最終10年(平均5.25年)
発行額 130億円
表面利率 0.871%
ローンチ・スプレッド 国債+20bp
参照国債回号 357
参照国債償還日 2029年12月20日
プライシング基準 JGB
償還日最終 2034年11月22日
格付け A1(ムーディーズ)
主幹事 大和/ゴールドマン・サックス/しんきん

アナウンスをせずに1ヵ月ほどサウンディングを行ったうえ、先行案件並みの国債+20bpでマーケティングを実施し、150億円ほどの需要を獲得した。10月の長崎県債(130億円、0.764%、国債+20bp、主幹事:日興/野村/みずほ)に続く今年度2例目の10年定償債で、発行体にとっては2019年5月以来5年半ぶりの起債だった。

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