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オリックス劣後債:タイト化の時流に乗る

25日、オリックスの35年5ヵ月NC5年5ヵ月劣後債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 6
年限 35年5ヵ月(35.42NC5.42)
発行額 200億円
表面利率 1.728%(下記参照)
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+115bp
参照国債回号 358
参照国債償還日 2030年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2060年3月31日
格付け A+(R&I)
表面利率 2030年3月31日まで1.728%、翌日以降2050年3月31日まで1年国債+115bp、翌日以降1年国債+215bp。
コール条項 2030年3月31日以降の各利払日に100で可能。
ブックランナー 大和
主幹事 みずほ/三菱UFJモルガン・スタンレー/SMBC日興

利回りとスプレッド妙味によってセカンダリーで劣後債のタイト化が進んだタイミングで登場し、7月の前回債を23bp下回る国債+115bpに着地した。100億円程度で始めて200億円に増額し、その約7倍の最終需要となった。調達した資金は、来年3月に初回コールを迎える既発劣後債の期限前償還に充てる。

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