
23日、日本学生支援機構の2年ソーシャルボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 77
年限 2年
発行額 300億円
表面利率 0.538%
ローンチ・スプレッド 国債+10bp/国債カーブ+10bp
参照国債回号 344
参照国債償還日 2026年9月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2026年11月20日
格付け AA+(R&I)/AAA(JCR)
ブックランナー SMBC日興
主幹事 みずほ/野村
先行銘柄から1bpタイトな国債カーブ+10bpに決まり、発行額の約2.6倍となる790億円ほどの需要を獲得した。日銀担保適格やラベル付きである点が投資家を惹きつけたうえ、金利上昇・供給減少の環境も買いを後押しした。新規投資表明件数は8月の前回債(85件)を上回る87件で、累計は721件に上っている。
よく読まれている記事
2025年3月17日 学生機構、次回財投機関債の主幹事に野村など
2024年8月21日 学生機構2年ソーシャル債:「ならでは」効果でC+6bp
2024年5月22日 学生機構2年債:2bpタイト化・1000億円超・新規88件
2024年5月30日 Cアグリコル債:結局4本、それでも700億円超
2025年1月22日 オムロン債:会合前に400億円でデビュー、年限間格差に評価