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東京都5年債:自治体初の海外ESG、 久々のユーロ建てをサステナで

16日、東京都の5年ユーロ建てサステナビリティボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 5年
発行額 3億ユーロ
表面利率 2.625%
発行価格 99.764
応募者利回り 2.678%(単利)/2.675%(複利)
ローンチ・スプレッド MS+41bp/ドイツ国債+64.1bp
償還日 2029年10月24日
格付け A+(S&P)
ブックランナー ゴールドマン・サックス・インターナショナル/シティグループ・グローバル・マーケッツ/モルガン・スタンレー・インターナショナル/BNPパリバ

町屋駅前に停車する東京さくらトラム(2020年12月29日)

本邦自治体による海外で初のESG案件。ユーロ建てでの起債は2008年1月の27年債(当時Aaa:ムーディーズ、3.18億ユーロ、4.900%、ドイツ国債+44bp、ブックランナー:メリル/野村/ドイツ)以来16年9ヵ月ぶり。今回は、5年物サステナ債で3億ユーロのディールとなり、MS+41bpで5億3000万ユーロ超のオーダーを集めた。

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